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村屋

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京都。 左京区。 村屋。

アングラ、サブカル系、旅人の間で
京都といえば話題に上がる噂の飲み屋。


  村屋 


夜な夜な村屋には、
アーティスト、ミュージシャン、パフォーマー、
旅人、奇人変人、ご近所の変な人などなど
ちょっと変わった人たちが集まり
酒を酌み交わしている。
毎晩ここでは様々なバックグラウンドを背負った酒飲みたちの
人生劇場が繰り広げられているのである。
出会いと別れ、さながらルイーダの酒場のようでもある。
そういうわたしも村屋に出入りする変人のひとり。
村屋を知ってしまってからは
もはやふつうの飲み屋にはいけなくなってしまったのだった。

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カオスの渦中の安心感。

そんな安心感と非日常感に
数々のドラマが生まれ、
そして太陽が昇っても
今日一日が終われない酒飲みの宴は続く。
朝になれば酒に飲まれた者どもの亡骸が
ところかまわず午前の薄暗い村屋の店内にはころがっているのである。


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鞠小路ワンダーランド。

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「村屋で酒を酌み交わせば、皆、家族です。」





ぼくの人生でこんな飲み屋、もう出会う事はないでしょう。
京都に住んで1年半。
京都の実家のようなあたたかい存在。

日頃の感謝とともに紹介させていただきました。





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村屋
住所 京都市左京区吉田牛ノ宮町25-7 (今出川通り鞠小路下る)
最寄り駅 京阪電車出町柳駅
営業時間 午後7時頃から〜あなたが満足するまで。
定休日 月、火曜日 たまに数日間の連休あり。
(2013年5月現在です。変更になることもあります。)


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西穂高岳茶会

7月31日、快晴。
真っ青な夏の空。
ひんやりとした空気の上高地の朝。
日差しだけは射るような真夏のそれだった。

午前7時、働いている小屋を出発。
穂高神社で日々の生への感謝と山での安全を祈願し、
鮮やかな緑の木々の間を歩いてゆく。

朝から「死」を考えていた。
というのもこの2日前に今日向かう西穂高山頂付近で28歳の男性が滑落死したからだ。
穂高岳周辺では毎年数十人の死者がでる。そんなに珍しいことではない。ただ自分より若い男性がついこの前亡くなったと知ると意識せざるをえない。

そんな訳で死ぬ事。自分がリアルに死ぬ事。死にまつわるエトセトラなんかを考えながら歩いていた。

「生まれたとき、あなたは大声で泣き、世界は喜びに包まれた。死ぬときには世界が嘆き、あなたが喜びに包まれるような生をおくりなさい。」 チェロキー族

という最近知ったアメリカインディアンの言葉を思い返したりして、
ああなるほど、さてどのように生きるべきかと。
具体的方策を思案するが浮かばねえ。
わかるわけがねえ。
わからねえ。
とにかくやりたいことを、やるべきことをやっていたらそうなるんじゃないかと。
とにかく死ぬときはマエノメリだな。と短絡的結論に達し、死についての思考を停止する。
生きて帰るに決まってるんだから。ばかみてえに考えなさんな。てな〜。

というわけで登山口までやってきました。

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ふき味噌おにぎりを一個食べてさて山登り開始〜

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登り始めてまもなくの登山道で草薙の剣みたいな木。上高地は大木巨木がいっぱい。

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登山道序盤。シダが好き!

登りはじめて二時間。木々を抜けて森林限界に達する。
西穂山荘で残りのおにぎりを食べ、一服し再び登る。
視界が開けて山並みがきれいに見えてきた。

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手前に焼岳、奥に乗鞍岳。

山の稜線に出ると視界を遮るもののない開放感と美しい山並みに、自然とわき上がる幸福感!
あらら、知らない間に笑顔になってくる!
稜線歩き、たまんねえ〜!!!

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うきうきウォーキングで西穂独標までやってきました。
ここから先はちょっと危険地帯。
クサリ場や一歩足を滑らすとただじゃ済まない道になってきます。
だけども少しの慎重さと集中力さえあれば誰でも行けるのです。
もっと先に行きたいと思うのならば。

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ピラミッドピークまでやってきた。

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歩き始めて4時間。やっと西穂が見えてきた。奥に見えるのがジャンダルム。

さすがに陽が高くなり暑くなってきた。この日下界は猛暑日。
1000m駆け上って4時間も歩くと疲れてくる。
早く茶が、
茶が飲みてえ!

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振り返る。けっこうきたよ〜。いい眺めだねえ。

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西穂直下。ボルダリング感覚でよじ登って行く。
と、ここで足が石にひっかかって落石発生!

下を見ると人がいる!

「ろっーく!(落!)」叫ぶ!

直径20cmくらいの石が岩にぶつかって三つに砕け飛ぶ!

下の人の1mくらい横を通過。危なかった。

慎重を期しても予期せぬことが起こるものである。
自分が血まみれになるのも嫌だが、他人を怪我させるのはもっと嫌だ。

事なきを得て山頂へ。
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やってきました西穂高岳。2909m。これにて穂高全山(奥穂/前穂/北穂/西穂)登頂。

さっそく本日の茶会のおしつらえ。
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先ほど落石をぶつけそうになった人が上がってきたので改めて詫びる。
さっそく茶を点て、侘び茶ならぬ「お詫び茶」を差し上げる。
互いに嫌な空気にならずに済んでよかったです。

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山頂から上高地。人間は短時間でけっこう遠くまで行けるものです。

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この日の星雲さんの表情。ぬっぺりと肉感のあるご様子でした。

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茶室。茶室というより茶空(茶空間)。
茶が不味い訳がない。

ただ味覚は満たすものの今日の茶の味はよき茶であるとはいえないものだった。
数人の登山者に茶をお出しし、それなりに茶に好感を抱いたご様子だったが、
ううむ、おれが求める茶の味にはほど遠い感があった。
なぜか。

もちろん茶人としての力が己にないということが最初で最大の理由なのだが、
とにかく登山者には山しか見えてない。というのもあるなあと感じた。
ただ変な人がいる。というふうに見られてる感があった。
「しぶいですね〜」とか「風流ですね。」などと言われるが、
そんなことははっきりいって茶人として求めるものとしては二の次以下である。
ただのきっかけとしてであるべきもの。門構えを褒められてもそりゃたしかにうれしいが、
ほんとうに見てほしいものはもっともっと内にあるものだから。

茶は究極の美である。
絵画や音楽や芸能やそういった芸術を超越した美だ。
そう確信したからこそおれはこうして茶を点てている。
ここで言葉で文字で茶の美を語っても意味がないし、つたわるはずもないし、貧困なボキャブラリーでこれ以上茶について書くのはかえって茶を濁すことになるのでこのあたりでとどめておく。

とにかく茶人として未熟。

頂茶会をこれからもっと有意義な、茶の世界を広める場として。
もっとたくさんのひとにお茶ってイイね!と感じてもらうにはどうしたらよいだろうかと。
おおきな課題がまたしてもおおきな今後の課題となってゆくように思える茶会でありました。


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とまあ、気を取り直して下山の道程。
お花はいいですね〜。
茶道が人の道であるならば華道もまた道。
家の近くに咲く季節の草花などをさっととってきて花入れに生けて楽しむ。
そんな日々を送りたいものです。

そんな思いも束の間。
とにかく腹が空きました!
もう下山中はとにかく生ビール!!!!
早く小屋までいってビールがのみてええ!
その一心で景色なんぞにゃ眼もくれず下山。

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西穂山荘で生ビールと名物のラーメンで乾杯!!
山小屋一うまいと評判のラーメンでしたが、たしかにうまいがそれは山という最高の調味料のおかげかと。
下界じゃとても金払えるレベルじゃないです。

そんな辛口コメントを最後に無事下山。

疲れました。
つかれちゃった。
もっとアタシがんばらなくっちゃ。



と、いつもの「ぐだっっ」とした感じで終了でございます。

最後までありがとうございました。


つづく


立山一万尺茶会(雄山・大汝山)

2012年7月16日。山の天気は曇り。強風吹きすさぶ朝の出発となった。

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立山登山のメインゲートである室堂へは富山県側の立山駅からケーブルカーとバスを乗り継いでゆく。
労せず標高2300mほどの別世界へだれもがゆくことができる。

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梅雨も明けるというのにこの残雪。

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浄土谷方面を眺める。遠く富山湾の海の青が滲む。

雪はあるが気温は高いため、雪道も難なく歩く事ができる。
ただとにかく風が強い日だった。
風にあおられながら歩いていく。
後ろの方から元気な声で小さなこどもが母親と話している。ぼくが小休止している間にその親子は僕を抜き去っていった。再びこの親子と会うのは雄山頂上でのこと。全く、子どもの体力というのはなめてはいけない。ちいさな大人だ。

朝から何も食べずに登ってきたので、一の越の小屋でカップうどんとカロリーメイトを購入し朝食をとる。
山で食べるものは何でもうまい。景色、空気、水。それらがなんとも説明のつかない風味を醸している。
美しい食器で食べる食事、美しい景色で食べる食事、親しいひととの食事はよりおいしく感じられるが、
山での食事というのは五感を鋭利にもするし麻痺さえする。とにかく美味しい。

一服し、いよいよ山頂が近づいてくる。
眼下の一の越山荘。
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山頂は雲(霧)の中。
高度が上がるにつれ風が強くなってきた。
時よりよろめきながら、帽子が飛ばされぬよう歩いていく。
なんせ今回は茶道具を担いでの登山。まわりの登山者とはバックパックの大きさからちがう。

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無機質な厳しい環境の中で育つ植物の美しさはたくましさを備え、忘我すらする。


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特に難なく雄山神社社務所前まできた。
去年痛めた右膝痛がでなかったことがうれしい。まだまだ登れる!

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神社本宮へは500円の浄財が必要とのこと。ここまできて参拝しないのも惜しいので浄財。
登頂記念品をもらう。15分ごとに社務所でお祓いもしてくれるそうなので500円はむしろ安い。
今回は茶会を控えているのでお祓いせずに鳥居をくぐり本宮へ。

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日本三霊山立山。飲食禁止ということで茶は控える。

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立山(雄山)3003m 頂きました!

この時まだ午前9時半。登り始めて3時間も経っていない。
新たな茶場を探しに次ぎなる山、大汝山へ。

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稜線歩きはやはりたのしい。

雄山から大汝山まではわずか400m。
頂上上空に大日如来。
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そして登頂。大汝山(おおなんじやま)3015m。立山連峰最高峰。
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照れてるみたいですけど、強風で帽子を押さえてるだけですからね!

眼下に黒部ダム。
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早速、なるべく平らなところを探して茶会の用意をする。
雪渓を借景に茶室をおしつらえ。眼に映る大自然すべてが茶室!

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が、頂上直下にあり時より人の往来があるのだがあまり登山者には興味を引かないようだ。
こんにちは〜と通りかかる人々に声をかけても、それ以上の反応はなし。
茶でも一服いかがですか?と不思議そうに眺める登山者に声を掛けるが、苦笑いを浮かべて行ってしまう。
ううむ困った。

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しばし途方にくれる。
昼過ぎになって人通りも少なくなってきた。
茶もひとりで十分に飲んだので、もはや瞑想を始める始末!
場所が悪かったのか、おれが景色に浮いた瘋癲にみえるのか。
そんなことを強風と霧の中で考えていると、
3人グループの山ガールが通りがかり、興味を示したので声をかける。
ついに本日最初の客人だ!

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少しは茶を感じてくれた模様。
ただそれ以降さらに人通りは少なくなり霧は深く、気温も下がってきた。
再度しばし瞑想状態。

もうそろそろ人も登ってくる時間じゃなくなってきたので、帰り支度をし始めた頃に
「風流なことしてるねえ〜」と背後から、野点中に声を掛けられる時の最も多いパターンの台詞が聴こえた。
どうやら甚く茶に興味を抱かれたらしく、話しているとこの人にこそ茶を点てねばと、帰り支度を止めて茶を点てる事に。
山の頂上で茶を点てている事と茶の湯に非常に感動されたようで話が尽きない。
その人は溝口さんといって今年で70歳だといわれたが印象は非常に若々しく、以前はフリーで設計事務所を持ち、若き日は二科展で入選されたという画家であった。現在は本や雑誌の装丁をしたり、地元の観光協会で顧問をしているとのこと。ふらっと気の向くままに山に出掛けるそうで、最近は霊山をめぐっているとのこと。
いろいろと話は尽きず結局ぼくは溝口さんといっしょに立山駅まで下山することになった。
様々なアドバイスを頂き、茶人としての僕に期待をして頂いた。お茶も勉強したいといわれた。
まさに茶人冥利に尽きる客人との出会いとなった。

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帰り道、雲間から一瞬雄山頂上が覗く。社務所がポタラ宮のようにも見える。
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雲が真夏の到来を告げる。

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さあ帰ろう。


京都五山頂き茶会からはじまり、
今回本格的に高山での茶会が始まった。

茶をとおしての日常から非日常の世界へ。
非日常から日常への回帰。
もはや己の位置や時間や空間や、
意識や無意識をこえて、
堂々巡りで何がなんだかわからない。

考えるのはやめよう。
ただ、感じる。
ただ、観じる。
ただ、座り、ただ茶を飲む。
ただそれでいい。
不思議な茶をだそう。
なんかわかんねえ。けどお茶ってイイね!
そういう茶を点てていこうと思い、至る。


そんな立山一万尺茶会でございました。


まだはじまったばかり。
はじめるぜ。最初から最後までみててくれ!






和合茶人頂



2011 冬至 渡良瀬川 夕空

茜色に染まる西の空。

一年で最も短い日の光り。

翼を大きく広げた「陽の鳥」。

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留まらない。なにも。だれも。いつも。

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雲は慈悲深く証明する。

いつもいまこの瞬間を。

槍ヶ岳〜北穂高岳 縦走 2日目

ヘッドライトを灯して暗い
部屋の中で出発の準備をしていると、
すっかり外は明るくなっていた。
まさか御来光を逃したかと焦って外にでてみると、
まず最初に目に飛び込んできたのは富士山だった。

西の空には楕円の月が高い位置に残っていて、
そのせいだろうか今日は日の出前だというのに空が明るい。


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富士山は遠く離れても、その存在感はやはり大きい。


日の出の方角に目を移すと
太陽の光が放射状に広がっているのが見える。

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朱色に染まる。

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朱から藍へ。

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朝の太陽、朝の常念岳。


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夕焼けがその日一日を惜しむかのように長々しく空を朱色に染めるのとは違い、
朝焼けは短い。(気がする)
それが潔い。
だから朝の陽はいいのかもしれない。


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朝焼けの槍ヶ岳。


9月15日、本日早朝も快晴なり。

先日、このあたりでは早くも初氷が観測されたというので
かなり朝は冷え込むものと思いきや、さほど寒さは感じない。

昨日、ろくに登ってもいないのに右膝に違和感を感じた。
今朝になっても膝を曲げると膝の外側が痛む。
成長期の少年の頃に感じたような膝の痛みだ。熱を持って腫れているという訳ではない。
今日はここから北穂高岳を目指し、そこから涸沢に下りて上高地に下る。
途中、南岳と北穂高岳の間には大切戸(ダイキレット)という、
登山道として整備されているルートとしては最難所の一つに数えられるところを越えていく必要がある。
一抹の不安が頭をよぎる。
とはいえ天候も体調も快調だ。
さあ楽しいアルプス縦走のはじまりだ!



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槍ヶ岳山荘のクロワッサンを朝食に。


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さて本日最初のピークは大喰岳(おおばみだけ)です。


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さくっと30分ほどで登頂。
大喰岳からの槍ヶ岳。山体が傾いている。


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中岳


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南側からの中岳。ガレガレの山肌は離れて見ると美しい。


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お次ぎは南岳だ。

南岳への稜線上、
時より、やっぱり富士山を探してしまう。
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南岳と写真左ののこぎりの刃のような前穂高。

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はい、いつもの登頂記念。3033m。

山頂を下ったところにある南岳小屋のベンチで早めの昼食。
山はとにかく腹が減るんです。
ランチはヒュッテ大槍の昼弁当。
おいなりさん、鮭の切り身、卵焼き、揚げシューマイ、漬け物と、とってもいい感じです!

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青空の下、のんびり山を眺めながら食後のコーヒーを飲み干して、
いざ向かうは北穂高岳!越えるぜ大キレット!

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北穂と大キレット

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南岳の下り。滑るとただじゃ済まないぜ。

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長谷川ピークあたり?
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こんな岩場をよじ登っていく。

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エッジを慎重に歩いていきます。

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北穂山頂が近づいてきた。
緊張の連続だ。怖いけど、おもしろい!


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北穂直下。ガスってきたが、太陽が神秘的だ。

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北穂高岳登頂。西側はすっかりガスった。

とりあえず毎年数名の死者をだす大キレット越えを達成できた。
さてこれから一気に1500mを下っていく。
山の事故は下りが9割といわれている。
膝の痛みはここまでなんとかもってくれたが、どうなることやら。


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北穂高岳南峰(?)

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下り始めてすぐのとこで雷鳥のひなを発見!かわいいぞ!


下り始めると予想通り右膝が痛みを増してくる。
次第に顔をゆがめるほどになってくる。
午前中の空中散歩が夢のようにおもわれる。
がんばれ、おれ。これは修行だ。
歩けなくなったら男の恥。と心の中で唱えながら、
なんとか涸沢まで下りてきて小休止。
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もう写真撮ることなんか考えられん。
うー、早く帰って風呂に入って、ビール飲みてぇー。
のその一心で歩く。顔をしかめながら。


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屏風岩までくると平らな道になってくるが、
もういろんな意味で疲れてしまった。
陽も落ちて、暗い森の中を歩く。
すれ違った人から熊の目撃情報を聞いてさらに疲れる。
ああ、風呂、ビール、メシ。。。

横尾を過ぎてあと5キロくらいのところで職場のひとが軽トラで迎えにきてくれた。
いやあ、助かった。


そんなわけで1泊2日の槍〜北穂縦走。
最後は苦しんでみたりしましたがほんとに楽しい登山でした。
疲れたり、身の危険を感じながら山に登るなんて、
なんてマゾヒスティックな行為なんだろうか。
山はあの世に近い。
パーティーもあの世に近い。
ともにそれらには魂を解放してくれる、スーパーフリーな感触がある。
肉体を失う危険を伴いながらも。

♪山よ、山よ、山よ、山よ、山は生きて〜いる。


おれも生きてるぜ!!!
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